テーマ『ハイと言える心つくり』
講話者 : 香川県高松南倫理法人会 副専任幹事
(株)稲澤組 代表取締役 稲澤信幸
[稲澤様の話]
昭和48年生まれ42歳。建築土木の会社を親から引き継ぎ経営している。多くの人間は自分のことを理解できていないと聴いたことがある。役を引き受けることにより自分を成長させる、そういう気持ちで今回の講話も引受した。私もする前から、これは無理だとあきらめずとりあえずやってみる気持ち、ハイと言って引き受ける気持ちを見習いたいと思いました。
≪感想:松浦清貴≫
【稲澤 信幸 副専任幹事】
人前で自らの事を発表するのは、心が落ち着かないもの。まして他の単会で初めての講話は、稲澤さんにとって相当緊張して、この日を迎えてモノと思われました。東かがわ市の役員の誰よりも早くから会場に出席してこられた。緊張の第一声は「初めまして・・・・」自己紹介として、自営されている㈱稲澤組の仕事について入社のきっかけから現在に至るまでをあらましを説明されました。仕事内容を説明するのに、原寸大の型枠の合板とセパレーターで組まれたサンプルを持参され、説明をされました。父親から事業を引き継ぐ頃、仕事をしなくなった父親に対して不満が募っていた。その後も、自分でも仕事に集中できず、不満ばかりで、従業員や妻を責めていました。よく妻から愛想をつかされなかったもものだと思う。仕事に仕方は西日本と東では違うと聞きます。一度関東の方でも仕事がしてみたい。仕事の関係で知り合っていた松熊幹事長にこの倫理法人会を紹介された、そこに出席してみると、中学の時の同級生など知人がいたので安心して入っていくことが出来た。倫理に入会して「ハイッ」と「喜んで」「すぐ実践」に感動しました。①どんなことも素直に。②笑顔で対応。③すぐ実践。自分でも聞く耳が出来てきました。今まで人の話を聞く耳を持てていなかった。RNCの蓮井アナウンサーから「自分が自分の事を理解しているのは15%。自分自身が見えていないことは後の85%。見えている人からの頼まれごとは受ける。「たのまれごとは、頼られごと」高く上るための踏ん張り処だと思う。最近妻の態度が変わってきました。「私は講話を聞きにいかないけど、ネクタイを送るわ~」広島カープのネクタイを買ってくれました。自己成長の場として倫理法人会に参加しています。最後に会場に来ている知人から、質問をかけられ、奥さんとの出会い、父親との確執など意外な側面も聞かせていただきました。今回の稲澤さんの最初の講話は、あらかじめ自宅で練習してきた実践された講話内容が良く伝わってくる新鮮さに好感が持てました。
≪感想:赤山芳隆≫