テーマ「経営者のための会計~社長、経営に会計を活用していますか?~」
講師:岡本正雄税理士事務所 所長税理士 岡本正雄
【岡本正雄 様】こんなに朝早くからしゃべるのは初めてですが、お蔭でこんなに早く起きて感謝です。早速ですが、実際に図を書いてグラフに記入しながら、説明いたします。
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売上②変動費・粗利③固定費・④(人件費・固定費)利益⑤税金・利益⑥減価償却・利益⑦設備投資・借入金返済・次回繰越金 :順次記入する。粗利率(粗利/売上):exe80%の説明。労働分配率(人件費/粗利)exe50%の説明。また逆に、労働生産性(粗利/人件費)exe2の説明。経営計画はその逆の方法で、まず最初に必要な資金繰越額を決めて設備投資額・借入金返済を決め利益(税金+税引き後利益)⇒人件費⇒固定費⇒粗利⇒変動費⇒売上を計画する。
会社を強くする6つのステージの説明①存続ピンチ会社(慢性赤字・返済金は過大・返済不可)②銀行依存会社(借入金は返済不可)③やや銀行依存会社(利益が返済額不足)④自立会社(収支トントン)⑤有料健康会社(利益から返済金と投資)⑥超優良健康会社(無借金・黒字)。経営計画を立てる場合、事業内容を具体的に数値化して社員さんが考え行動して作動できるように目標設定する大切さを説かれました。
≪感想:赤山芳隆≫
[講話 岡本正雄 先生]売上と利益の関係を図にして説明して頂きました。図にすると、とても解りやすい。100あった売上から、なぜ少しの利益しか残らないのか、よく理解できました。それから、会社を強くする6つのステージのお話をして頂きました。自分の会社のレベルがよく分かりました。現在のレベルからして、理想の会社への道のりは、はるかに遠いなあ~と思いました。そして、「ざっくり型経営計画」の作り方を教えて頂きました。実際、経営計画を立てると言っても、何を根拠に目標数字を設定したらよいのか、解らなかったので、とても参考になりました。今の会社のレベルから、目標となる利益を設定し、そこから、逆算して、目標の売上を設定する。そして、その売上を達成するには、どんな行動を取らなければならないのか、具体的な行動計画まで、落とし込む必要があるとのこと。私は、何度も岡本先生のセミナーを受講していますが、難しい会計の話を素人に解りやすく教えて頂けるので、とても役に立っています。ありがとうございました。
≪感想:桑島 功≫
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