テーマ「楽あれば苦あり、苦あれば・・・倫理あり」
講師:(株)七星食品 代表取締役 東原寛二
【板坂雅人 会員】雨の日の友達は「雨情の友」つながりが強くなるという。先週東京へ主張した時の話、仲間と4人で夕食を初めて、もう一杯と飲酒を続ける仲間に、夜十時から翌二時四十分までお説教をされたという話。それを延々聞かされた苦労話を引き合いに、楽しいお酒で人に迷惑を掛けないお酒をと結ばれた。
【東原寛二 相談役】三連休の後、雨の後でも出席されるこの東かがわ市。久しぶりの会員スピーチです。今年53歳になる、敬礼と共に自己紹介をされた。豚肉関連の仕事をしている七星食品の三代目社長。
社長業をしながら三度の苦労話をされました。
①海外研修生の死亡事故とその母国への遺体の搬送。
②従業員間の刑事告発問題。
③乳アレルギーを起こした、食品表示を怠った事件。
それぞれ会社の死活問題まで発展しかねない困難に遭遇した経験をもとに、苦難に出会った時の対処方法について(今週の倫理844号:2013.10.26.)を踏まえて説明。
起きてきた苦難を契機に自分を変えようとするコツを
①『苦難は真正面から向き合う』
②『苦難の本質を見極める』
③『一つひとつ正しく切り開いていく』苦難の本質を見極めて上で正しい実践を行っていくことと結ばれた。
≪感想:赤山芳隆≫
【会員スピーチ板坂雅人さん】「雨情の友」今日のような、雨の日にわざわざ集まってくれる人とは、良い関係が築けると言う事を、さらりと冒頭で発せられました。すごいな~と思いました。
【講話 東原寛二 様
】社長を引き継いでから出合った3つの苦難について、お話をしていただきました。乗り越えられない苦難は来ないと言われましたが、どのお話も大変な内容でした。もし、自分なら、どうするか、逃げ出したくなるような内容でした。しかし、一つ一つに対して、ありがたい苦難でしたと、おっしゃっておられた東原さんはとても、謙虚で強い人だな~と思いました。そして、苦難を乗り越えるポイントとして、①正面から向き合う(逃げない、先送りしない)②本質はどこあるのか見極めて、理解する。(原因、元)③一つ一つ正しく切り開いて対処していく。(分解して、一つづつ対処していく。)でした。貴重な体験をお話いただきまして、ありがとうございました。
≪感想:桑島功≫
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