テーマ「自由な心」
講師:(一社)倫理研究所 法人レクチャラー 辻塚さおり
(赤山会長) 昨日の経営者の集いで、本日の講話者、辻塚様から聞いた内容について話して下さいました。リーダーに必要な能力は「認識力」「伝達力」「実現力」。簡潔で分かりやすく、必要な要素をしっかりと詰まっているな、と感じました。
さらに、リーダーシップを取る、といった点で他の役員の方にしっかりとした指導が出来ていない、と自身を省みる中で、会長として会員企業を一つ一つ訪問する、という事を決められたそうです。私自身は、リーダーには力強く皆を引っ張る人や優しく・朗らかに皆を包む人など様々な人がいて、それがその組織の特質になると思っていますので、東かがわ倫理法人会には赤山会長の様な温和な人柄がピッタリだと思っています。少し狭いですが、ぜひ犬床屋にもお越し下さい。
会員スピーチ(石原潤二さん)最近は「愛」について考える、という面白い話題からスタートしました。全ての人や物事に愛を持って接するという話の中で、最も印象に残ったのは、石原さんがいつもきちんと靴を揃えるようにしているという習慣を社会人になった息子さんがそのまま受け継ぎ、新入社員の中で唯一脱いだ靴を揃えていた所を上司の方に褒められた、というお話でした。正に、「子は親の心を実現する名優である」と感じました。
(辻塚さおり様)辻塚様の講話は本当に分かり易く、正に講話のお手本の様な印象を受けました。ご自身が入会されている福岡市多の津倫理法人会の様子などを話された後、生い立ちなどを簡潔にお話下さいました。幼い頃、実父が他界、その後母親が再婚した男性との確執なども赤裸々に話され、小学校の低学年の頃から大変な苦労をされていた事が伝わりました。しかし、その父の一言で税理士を目指し、見事に合格。その後は実務経験を積んだ後に独立され、経営者として倫理法人会に入会、倫理から学んだ事を実践する中で多くの人との繋がりを感じる様になられたそうです。役員研修で記憶に残った「喜んで支払い、妥協なく請求する」という言葉で、これまでの顧客からの未回収の売掛金を回収、最初は顧客に嫌われるのでは?との懸念もあったが、逆に「きっちりとした仕事をする人だ」とかえって信頼されるようになり、新しい顧客まで紹介されるようになったり、喜んで支払っていない(無駄な報酬)を辞めた事で社員からの信頼も厚くなった。という実体験などを聞くと、やはり倫理は実践してこそだと改めて感じました。
まだまだ書きたい事がありますが、本当に為になる素晴らしい講話でした。
≪感想:永峰猛史≫
石原幹事の話 靴を15年毎日そろえている。息子が就職したばかりで東京で研修を受けたが、靴をそろえていたことにお褒めの言葉をいただく。息子に靴をそろえる習慣がついていたことがうれしかった。その他、孫ができたりとうれしそうに話する石原さんがよかったです。
辻塚さんの話 幼少のとき母が再婚したが、父がギャンブル好き、女好き、酒癖が悪くいい思い出がない話をされたが、父から税理士を目指せと言われて税理士になる。自立した女性になりたいという強い気持ちと努力があったんだろうと思いました。税理士として独立開業、倫理法人会の朝礼コンクールに出るが結果が出ずショックをうけた。そんな自分に不満を持っている社員が二人退社した。責任より自覚が大きくなることが倫理法人会であり、会社であり大切だという話をされました。
≪感想:松浦清貴≫
(会員スピーチ 石原潤二幹事様)「自分にとって愛とは何か…」、最近よくこの意味を想像する。特に家族愛、今までをふりかえると、自分は家族の愛・絆に包まれていると実感するとのこと。また、人との繋がり、縁が自分にとって幸せと感じると話された。「幸せの種類」はいろいろとあるが、倫理は人の核心である「幸せ」を教えてくれる、尊き学びなのであろう。
(倫理研究所 法人レクチャラー 辻塚さおり様)所属する多の津倫理法人会への想い、今の自分に至るまでの人生、経営者とは何かを等身大で話された。独りよがりな考え方が起こした出来事が、倫理を学び実践することで良い方向に向いたという経験。壁にぶつかれば、倫理を実践することで救われる、身を持って今それを経験していると。社員の辞職の話、自分にも経験があり、自分を否定されたこと、不甲斐無さで喪失感にみまわされた経験をした。そしてその時、どうかわるべきかを倫理は自分に教えてくれた。倫理を学ぶことは、仕事をする意味、人が生きる意味を学ぶことなのだろう。
≪感想:昌山晃一呂≫
【石原 潤二 幹事】愛の事について。真の愛についていつも心がけています。お墓参り100日。靴を揃えて13年。息子が就職先で、靴を揃えているのはたった一人だけだった事、上司からその事を褒められた。習慣が身に付いている報告。長男に長男が誕生して孫が出来ました。毎日朗らかに、楽しく仕事をしていること実践を笑顔で話されました。
【辻塚 さおり レクチャラー】昨夜の「経営者の集い」の講話は「自己紹介から始まり、税理士になった経緯、結婚後、3人のお子さんに恵まれて、長男の子が養護学校へ行く子供だったこと。」その苦労と喜びを丁寧にお話しいただきました。倫理に入会し、専任幹事・会長を経験されて、心の変化と職場の変化が連動してる「ブーメランの法則」「チャラの理論」等をお話しいただきました。感動する苦労話と心の変遷の講話。また今朝のMSでは「自由な心」と題して父を早く亡くし、義父との心の葛藤や障害などを丁寧にお話しいただき、スタッフから出された辞表と自分がかつて勤務時代に行ったことと同じだったと、倫理の学びで、真摯に反省することが出来、元の勤務先の所長にお詫びに行った顛末。お金の請求と支払についても、倫理の教え通りに実践した経緯も後の心の晴れ晴れしさを清々しい表情で話されたのが印象的でした。
≪感想:赤山芳隆≫
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