テーマ「目指せ!会計事務所のディズニーランド!」
講師:細川和彦会計事務所 所長 細川和彦
本日の講話はクライマックスに大きな感動が待っており、正に「ディズニーランドのアトラクション」の様な心を刺激される講話でした。細川様の目指されている、誰もが主役になれる会社=ディズニーランド、聞こえは良く、口で語るのは簡単だが、実践してきたこれまでの過程を聞いていると、考え方を巡るスタッフと対立や、対立を避ける為にスタッフと距離をあけた事で希薄な関係になり信頼関係が構築できなくなってきた事など、本当に苦労された事がよく分かりました。
そんな大変な経験を積みながら、現在ではともて良い関係性と環境が構築されていると感じました。その様子がよく分かったのは最後に見せていただいた、スタッフの方々からサプライズで送られた自主制作DVDでした。その映像には笑顔のスタッフとそのスタッフを暖かく見守る細川様の素顔が収められていました。スタッフから尊敬される経営者というのはこれまでにも沢山お目にかかりましたが、細川様はスタッフから「愛される」経営者なのだと感じました。
[松井会長の挨拶]本日は十六条、尊己及人についての解説でした。松井会長が27歳の時に起業され、経営学を学ぶ中で、経営とは哲学を知ることである、という話しを聞き感銘を受けた話しをされましたが、私もその言葉を聞き全く同じ様に感銘を受けました。 己をよく知り、改善し、大切にする事で周りの人へ良い影響を及ぼす。己をよく知るという部分こそ哲学であり、経営の基礎になるのだとよく分かりました。
[会員スピーチ遠藤正樹様]先日ご自身が体験された健康診断での出来事について話されていました。遠藤様と同室で同じく健康診断を受けられていた年配の男性が、インターンシップで来ている若い医師や看護師にカテーテルを挿入されている様子を見ながら、30分以上失敗を繰り返してもその男性に対してねぎらいや謝罪の様な言葉一つなく、時には関係のない話しをしている若手の医師を見て気分を害されていた、私自身も同じような状況であれば同様に感じた事と思います。しかし、私と違い遠藤様の素晴らしい所は、その状況において、若手の医師や看護師は、自分自身がそういった痛い経験などをしていないから配慮出来ないのであって、これから様々な経験を積むことで患者に対して気配りの出来る医師になれるであろうと、その原因を考え、期待されている所です。
≪感想:永峰猛史≫
[会員スピーチ遠藤様の話]
検査入院をした際に、尿道に管を通した時のかなりの痛みに悶絶したこと。隣の患者の70代の年配の方も同じく尿道に管を通していたが、看護師、インターンの先生で30分以上も奮闘したが通らず、その間ご年配の方は痛みに耐えておられたが、ねぎらいの言葉も何もなく、非常に残念に感じたこと。
[細川和彦様のお話]
2000年に開業、社員13名。シアトルワシントン大学でのリーダーシップ研修に参加した時に、リーダーは部下を引っ張って押さえつけたりするのではなく、部下の成功を助け、チームワークを大事にし、何事にも信頼関係を構築していくことが大事であることを学び、今までの考えから180度方向転換。また方向転換に悩んでいた時に、人間力アップセミナーに参加され、自分の志は何?自分の思いを行動にしなさい。働いている人に遠慮してダメと教えられ、思い切って方向転換される。方向展開に際し、8名の退職等いろんな大変なことが起こったが、めげない思いを支えたのは、残ってくれたスタッフ、新しいスタッフの仲間達と実感する。社内で信頼関係を構築の為、ワールドカフェ、クレドなどの活動をされ、社内間のコミュニケーションをより一層図り、お客さまにも、より良い人間関係を築き、もう一度会いたいと思ってもらえる事務所を目指し、日々頑張っておられるとの事。
≪感想:兵江明展≫
【細川 和彦 監査】独立の至る、経歴の説明。自社の現在取り組んでいる内容。FP組合設立の参加。高松藤原塾立ち上げに参画。藤原直哉リーダーシップ研修の一環として、シアトル・ワシントン大学でのベティ教授の言葉「人の成功を助ける人がリーダーシップですよ!」と教わる。一に信頼、二に信頼を作っていくという言葉に衝撃を受ける。企業の文化、働いている人を応援して行く考え方。180度考え方が変わった。現実は厳しい。中心的なスタッフとの意見が対立し、退社していく。残ったスタッフ+新しいスタッフでベクトルを揃えていく。ワールド・カフェの話、リッラクスした中で、価値観の共有をどうしたらできるか?放し易さ⇒話は最後まで聞きましょう。一人が長く話さなく⇒みんながそれぞれ発表の機会を持つ。人がどう考えているか?⇒理解しあえる。進行役(ファシリテーター)が私、ルールの説明。お茶お菓子を食べながら⇒テーマに沿って話をする。生き生きと話す職場。クレド合宿も行い、信条をまとめた。「もう一度、会いたいと思っていただける事務所に」「心身ともに健康に」三年間経営計画書を考え、伝えてくれた。「誰でも主役になれる、事務所を作っていけたら」決してあきらめない事、夢は叶いますよ、松下幸之助の言葉も引用して語られました。
≪感想:赤山芳隆≫
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