テーマ「やねだんに学ぶ・地域再生」
講師:香川県地域産業 参与 竹内守善
[比嘉幹事の話]3月の地震から災害の話をされる。昔家族旅行に行ったときに、父が旅館の非常口を探していたことを覚えている。とても家族愛を感じる話でした。
[竹内様の話]鹿児島の人口300人の集落やねだんの話。印象に残った言葉が「行政に頼らない地域づくり」「人材は人財」の二つでした。地域再生に本気とやる気、リーダーの大切さを話しされ、過疎の進んでいる東かがわ、また自分にとってためになる話でした。
≪感想:松浦清貴≫
[比嘉笑子様の話]先日の地震の際に、危機管理ができていなことに気付く。その時、幼少のころ、松山の道後温泉の旅館で父親が避難経路をわざわざ確かめていたことを思いだす。また母親が枕元に服を毎日準備して置くように言われていたことを思いだす。今から思えば、それは両親の愛情だと気付く。現在は、服も準備し、靴も近くの縁側にスニーカーを準備しているとのこと。できたら旦那様のスニーカーも準備して、一緒に置いてもらいたい。
[竹内守善様のお話]今回で3回目の講話とのこと鹿児島の柳谷集落の自治体のお話をされました。300人の集落で、行政に頼らない街づくりを目指す。自治体全員で一体になり、空き地を利用し、芋を作り、またその芋で焼酎を作り、販売し、今では韓国のホテルの居酒屋で一万本も購入してもらっているとのこと。空き家を利用し、その集落でも仕事ができるアーティストを募集して、入居してもらい、家賃収入を得るなど、様々な方法で住民一丸となって、誰ひとりかけることなく、仲良く商売をしていくコミュニティーを形成している。その自治体の代表の豊重様の持論、個人で100歩進むより組織が一丸となって1歩進む方が力強い。個人戦ではなく総力戦、人材=人財という言葉があったのですが、まさに今の私の部に必要な言葉だと痛感しました。少しでも実行できるよう日々頑張りたいです。
≪感想:兵江明展≫
本日はありがとうございました。私は知識不足で「やねだん」について今日はじめて伺い驚きました。“やねだん”は企業経営に通ずる所が多く、すばらしい活動をされている様ですね。特に「人材=人財」の考えには共感致しました。「やれない理由を聞く」は少し耳が痛かったです。お客様の事を考える気持ちが強い時など従業員に対しては「仕事なのだから・・・」で片付け、出来ていない時は注意するだけで「理由」まで聞いていなかった様に思います。しかし良いサービスを提供する為には、経営者も従業員も同じ方向に足並みを揃える事が大切だと思いますので、今後は自分の行動にも注意していこうと思いました。又、「リーダーは常に“感動”を作る事を考えている」と言う事も、実践に移す事は本当に大変な事だと思いますが、常に新しい事にチャレンジする事を忘れず、少ない経験ですが知恵を絞り「感動」をテーマに努力したいと思います。3人や4人の私共の店でも結果につなげるにはなかなかな事を300人の住民が協力し合い、利益まで上げると言う事は、計画はさながら住民の人柄に習うところがあるのではないでしょうか。機会があればぜひ「やねだん」を訪れたいです。良いお話をありがとうございました。
≪感想:新居直子≫
【石塚晃司会員】万人幸福に栞輪読の後、本日付で転勤になり、最後のあいさつをされました。
【松井正純会長】3月30日の香川県倫理法人会ボーリング大会優勝の報告。講師、竹内さんの紹介。栞1週目、序、純情(すなお)の説明。新世の発見の説明。ここらあたりを押さえて、一条を読むと理解しやすい。今日一日、気付くとすぐする。5月26日の倫理講演会のご案内をされました。
【竹内守善 参与】鹿児島県大隅半島の柳谷(やねだん)自治会の地域創生の紹介講話。(資料は114銀行の調査月報2013年11月掲載記事参照)TVでここの情報を知り、現地へ出向きリーダーである豊重哲郎さんのお話。スライドを使っての説明。掲載記事から詳細の説明。人口300人の集落の町おこし。ボーナスも出る。空き地を利用してサツマイモ栽培、肥し造り、焼酎まで作る。空家の利用と交渉方法の事。問題点・障害を最初から受け入れて交渉する。面白いことを次から次にアイデアを出す。先祖のお墓:ちゃんとして。入居者はアーチストに限る等。この人に住んでほしい等。「やねだん」は人口が増えている。外国からも視察に来る。感動ができることを探している。豊重さんの話は、聞いていて涙が出る。感動する話ができる。一人が100歩進むより100人が一歩進む方が難しい。取り残す人を作らない。目配り、気配り、心配りをする。個人戦でなく団体戦。団体こそ素晴らしい。補助金に頼らない組織作り。竹内さんの住んでいる高松市浜ノ町の自治会活動の一端もお話されました。空き地を利用して、唐辛子を作っていることなど。地域の活性化のヒントになるお話をたくさんされました。
≪感想:赤山芳隆≫
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